学校での生活
中学部 赤十字奉仕団との交流学習(ボランティア活動) New!
12月8日(月)に中学部2年生が、南砺市城端赤十字奉仕団と交流学習を行いました。
今回は、6月のボランティア活動に続いて、きれいに咲いた花で城端駅や学校を美しく飾り、「花を見て癒される」「うれしい気持ちになる」「ワクワクする」ようになってほしいと、チューリップの球根や花苗を植えました。
生徒たちは、事前に花植えのボランティアに必要な道具や手順を調べ、当日は赤十字奉仕団の方たちと一緒に、プランターに土を入れたり、土を掘って球根を並べたりしました。地域の方や学校のみんなに喜んでもらえることを楽しみにしながら、毎日、水やりを行っています。
教えていただいたことへの感謝の気持ちを込めて歌も披露して、交流を深めました。
一緒に植えた花鉢は、城端駅にあります。ご覧ください。


高等部 がん教育出前授業
12月8日(月)にがんピアサポーター 池田 良美 様、富山県がん総合支援センター統括相談員 尾川 洋子 様をお招きして、がん教育に関する出前授業を行いました。
池田様より、がん検診を受けてがんと告知されてからがんの治療までの流れや、その時の気持ち、がんになって分かったことなどの体験談や「いのちの歌」の歌唱を聞きました。
「がん予防のために生活習慣を見直したい」「卒業後は定期的にがん検診を受けたい」などの感想が聞かれ、がんについて学ぶことで健康に過ごすことの大切さを考えることができました。


高等部 後期就業体験
11月4日から、2年生は最長で9日間、3年生は最長で14日間、後期就業体験を行いました。
2年生は「やりたい仕事を見付ける」、3年生は「内定をとる」を目標に、一般企業や福祉サービス事業所での仕事や利用を体験しました。生徒一人一人が、これまでの就業体験や学校生活での課題を意識した目標を設定して取り組み、多くの成果を得ることができました。


体験を通して得た成果と課題を意識し、高等部の合言葉「すてきな社会人」を目指して、より一層、働く態度の習得や技術の向上に取り組んでほしいと思います。
小学部 城端小学校との交流及び共同学習
小学部1・2年生は、城端小学校の2年生と一緒に「なかよし集会」をしました。
1回目<11月13日(木)>
城端小学校の2年生児童を本校に招待しました。
子供たちは、城端小学校の友達と交流することを楽しみにしながら、招待状やウェルカムボードの作成、自己紹介の練習などに取り組んできました。
当日は、自分たちで「なかよし集会」の準備や進行を行い、インディアンゲームやボール運びゲーム、パラシュート遊びなどを通して、城端小学校の友達と仲良くなることができました。



2回目<11月21日(金)>
城端小学校を訪問し、交流活動を行いました。子供たちは、城端小学校の友達が準備してくれた、たくさんの手作りおもちゃで遊びました。遊び方を教えてもらったり一緒に遊んだりしながら、夢中になって楽しんでいました。


中学部 南砺つばき学舎との交流
11月12日(水)に中学部1年生が、南砺市立南砺つばき学舎の7年生と今年度2回目の交流学習をしました。
今回は、南砺つばき学舎の生徒の皆さんが考えた「かもつ列車」「爆弾ゲーム」を両校合同の4グループに分かれて一緒に楽しみ、最後にそれぞれの学校で練習している歌を歌い合いました。
かもつ列車では、「かもつ列車」の歌に合わせて歩き、曲が止まると近くにいる友達とじゃんけん!!負けた生徒が勝った生徒の後ろにつながり、最後には部屋いっぱいに伸びる「かもつ列車」が完成し、大いに盛り上がり楽しむ姿が見られました。1回目の交流に比べて、お互いに積極的に自分から声を掛けて友達と関わる生徒が増え、とても有意義な時間となりました。



中学部 3年修学旅行
11月13日(木)~14日(金)の2日間、新幹線に乗って福井県へ修学旅行に行きました。
<1日目>
福井県立恐竜博物館では、ティラノサウルスなどの実物大の動く恐竜ロボットを目の前で体感したり、世界中から集められたたくさんの化石の質感や細部をじっくりと観察したりしました。

エイトリボンでは、福井県の伝統産業である織物の製作過程をイヤホンで説明を聞きながら見学したり、いろいろな種類のカラフルなリボンから好きな模様のリボンを選び、個性豊かな缶バッチを作ったりしました。


<2日目>
東尋坊では、美しい日本海や迫力ある柱状節理の岩壁などの景色を眺めたり、崖のそばまで近づいて歩いたりしました。「波がすごい」「岩がごつごつしている」などと話す生徒もいて、自然の壮大さを感じることができました。

越前松島水族館では、ダイナミックなイルカショーを見たり、エイやカニなど海の生き物と触れ合ったりしました。様々な生き物に触れて「つるつる」「ざらざら」などと手触りの違いに驚く生徒や、ウミガメに餌やりをして間近での観察を楽しむ生徒の姿が見られました。

生徒たちはこれまでの学習を生かし、公共の場でのルールやマナーを守りながら、福井県の文化や産業などについてより深く学ぶことができました。学年全員でたくさんの経験をすることができ、思い出に残る修学旅行となりました。
高等部 後期校内実習
11月4日(火)から14日(金)までの9日間、主に1年生が2年生から実施される校外での就業体験に向けて、後期校内実習を実施しました。毎日、継続して作業をすることに慣れたり、働くために必要な態度や生活習慣を身に付けたりすることをねらい、基礎作業、食物・服飾、受注・園芸の3つの作業班に分かれて取り組みました。
9日間の実習を終え、生徒からは、「自分の好きな仕事が分かった」「返事をしっかりしたい」「自分で確認してから報告したい」「これからは手元を見て集中して頑張る」などの声が聞かれ、それぞれの成果や課題を見出す様子から、成長した姿を見ることができました。


PTA学部活動(中学部)
11月1日(土)に中学部のPTA学部活動を行いました。
はじめに、生活保健委員会主催の奉仕活動で、教室や廊下、児童生徒玄関の窓拭きをしました。雑巾で水拭きをしたり、丸めた新聞紙で水分を拭き取ったりし、親子で協力して汚れている所をきれいにしました。

文化活動委員会と地区委員会が主催の親子活動では、富山県サッカー協会よりお招きした講師の先生方の指導のもと、親子で、または友達とペアになって、ドリブルやパス、シュートなどに挑戦し、楽しく体を動かすことができました。最後に行ったビンゴゲームでは、手を挙げて友達と「ビンゴ」になったことを喜び、うれしそうに景品を選ぶ姿が見られました。


参加者からは「きれいになって気持ちよかった。」「今年も楽しく体を動かせた。」「友達と仲良くやっていた。」などの感想が寄せられました。
高等部 学習発表会
10月18日(土)の学習発表会では、高等部生徒全員が、園芸・食品加工班、食物班、服飾工芸班、木工班、産業基礎・生活基礎班、窯業班の六つの作業班に分かれ「作業製品販売」を行いました。
「いらっしゃいませ」の元気な挨拶と笑顔で、たくさんのお客様を出迎えた生徒たち。買い物中のお客様に製品の説明をしたり、おすすめの製品を伝えたりしながら、自分たちが製作した作業製品を販売しました。また、服飾工芸班では実演コーナーで、刺し子を生かした台布巾やポケットティッシュケースを製作する姿をお客様に見ていただきました。
一人一人が「笑顔で挨拶」や「正確な仕事」などの目標の達成に向けて友達と協力しながら取り組み、達成感を得ることのできる充実した一日となりました。それだけでなく、自分たちの製作した製品を手に取り購入されるお客様の笑顔を見て、「人に喜んでもらえる仕事をする喜び」も同時に感じることのできる一日となりました。
【製品販売】

園芸・食品加工班 食物班

服飾工芸班 木工班

産業基礎・生活基礎班 窯業班
【実演コーナー】

服飾工芸班(刺し子)
