高等部の様子
プロから学ぶお菓子作り(高等部 食物班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業- New!
9月10日(火)高等部作業学習の食物班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、地域の菓子作りの専門家 菓匠かじわ屋 社長 中村 和靖 氏 を講師にお招きし、「プロから学ぶお菓子作り」の授業を行いました。
始めに、お菓子作りで大切にしていることや仕事のやりがいなどについて生徒の質問に答えていただきながら講話をしていただきました。次に、店舗で製造・販売しているどら焼きの作り方をじかに指導していただきました。
生徒からは、「初めての経験でとても楽しかった」「こんなにおいしいどら焼きは初めて食べた。また作りたい」「生地を混ぜたり焼いたりするのは簡単そうに見えたけどやってみると難しかった。中村さんの手付きを見て、こつがあるのだと思った」「30年のプロでもお菓子作りは難しいと聞いて、大変なことなんだなあと思った」「中村さんの話を聞いて、人からおいしいと喜ばれる仕事はいいなあと思った」「お客さんに買っていただける商品作りをするためにはお客さんとのコミュニケーションが大切だと知った」などの感想がありました。
この授業を通して、教員にとってはこれからの作業学習での活動を考える助けに、生徒にとっては「働くこと」や卒業後の進路を考える上での貴重な示唆をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。
高等部3年 修学旅行 New!
高等部3年生は、9月18日(水)~9月20日(金)に、東京・千葉方面へ2泊3日の修学旅行に行ってきました。事前学習では、タブレット端末やパンフレットを用いて行ってみたい場所について調べ、班の友達と話し合い、計画を立てました。
1日目は、2グループに分かれて活動し、公共交通機関を利用したグループは浅草寺とフジテレビを、観光バスを利用したグループは上野動物園とフジテレビを見学しました。
<浅草寺にて>
友達と案内表示や路線図で行く方向や乗り場などを確認しながら、浅草寺に行きました。風雷神門をくぐり本堂へ向かい、お守りを買ったり線香の煙を浴びたりしながら、それぞれの思いを祈願しました。
<上野動物園にて>
上野動物園では、キリンやハシビロコウなど珍しい動物をたくさん見ました。動物たちの動きや表情に興味津々でした。
<フジテレビにて>
フジテレビでは、局内のショップを中心に散策しました。好きなキャラクターの等身大フィギュアを見つけ、一緒に写真を撮りました。
2日目は、ディズニーランドに行きました。
スリル満点のジェットコースターに挑戦したり、3Dレンズを付けて迫力あるシアターを楽しんだりしました。たくさんのキャラクターにも会えて夢のような時間を過ごしました。
3日目は、東京スカイツリーとすみだ水族館に行きました。
<東京スカイツリーにて>
東京スカイツリーでは、展望デッキから東京の景色を見渡したり、ソラマチを散策してお土産を購入したりしました。事前に探そうと決めていた有名な建物や遠くに見える富士山を見つけると、感動の声が上がったり、友達に伝え合ったりしていました。
<すみだ水族館にて>
すみだ水族館では、水槽の中をじっくりと観察し、優雅に泳ぐ魚やカラフルな模様の金魚に魅了されました。
公共交通機関の利用や様々な公共施設での活動を通して、ルールやマナーを守る意識の高まりが感じられました。また計画が変更になった場合でも、同じ班の友達と声を掛け合って助け合いながら柔軟に対応する姿が見られました。
普段の学校生活とは異なる環境の中で、学んできたことを生かし、それぞれが成長できた修学旅行でした。生徒たちにとって貴重で思い出に残る経験になったと思います。
高等部2学年 共同宿泊学習
7月4日(木)~5日(金)1泊2日で国立立山青少年自然の家へ共同宿泊学習に行きました。
天気にも恵まれ、「集団活動のルール」「おもいやり、助け合い、協力」「係の仕事の責任」「時間を守る」などの目当てを常に意識しながら充実した2日間を送ることができました。
1日目の沢登りやハイキングでは、風薫る緑豊かな自然の中で自分の足を信じて歩き、全員目標地点に行くことができました。レクリエーション活動では、班対抗の「洗濯ばさみつみつみ」「芯でボール運び」「クレーンゲーム」を行い、友達と勝つための作戦を立てたり、アドバイスし合ったりして仲間と協力して活動を楽しむことができました。また、係活動では、自分の仕事に責任をもち、やり遂げる姿に、生徒一人一人の成長を見ることができました。
2日目は立山博物館を訪れ、資料館や遥望館で立山信仰について学びました。立山曼荼羅に描かれた地獄や浄土の場面と、立山の四季を映像で見ることで、当時の人々の信仰心や立山の自然の美しさを知ることができました。また、まんだら遊苑では、実際に地獄や浄土の雰囲気を体験することができました。暗闇の中を歩きながら、視覚や聴覚を通じて感じる地獄の恐怖や、浄土の美しさを体験することで、立山曼荼羅に込められた意味をより深く理解することができました。
その他にも、バイキングの食事、大広間での宿泊、大きなお風呂での入浴、くつろぎコーナーでのおしゃべりタイムなど、友達との活動を積極的に楽しむ姿がたくさん見られ、お互いの仲が深まり、良いところをたくさん発見できた2日間になりました。
高等部 前期就業体験
6月5日(水)から、2年生は8日間、3年生は13日間の前期就業体験を行いました。
高等部の合言葉「すてきな社会人」を目指して、一般企業や障害福祉サービス事業所で実際に働いたり、利用したりすることを体験しました。
2年生にとっては初めての就業体験で、緊張した様子で臨んでいました。
3年生には、卒業後を見据えた大切な就業体験であり、生徒一人一人にとって、貴重な体験となりました。
この体験を通して学んだことを日々の学習で意識し、今後に生かしてほしいと思います。
高等部 前期校内実習
6月5日(水)から14日(金)までの8日間、主に1年生が2年生からの就業体験に向け、続けて作業をすることに慣れたり、働くために必要な態度や生活習慣を身に付けたりすることをねらい、前期校内実習を行いました。
今年度は、基礎作業、手芸、窯業・園芸、受注・清掃、木工の5つの作業班に分かれて行いました。
8日間の実習を終え、生徒からは、「はじめはドキドキしたけど最後まで頑張れてほっとした」「だんだんミスが減って、作業量が増えてきたのでうれしい」「大きな声で報告ができるようになった」「正確さと速さを両立したい」「指示をしっかりきくことが大切だと分かった」「集中力や体力が大事だと分かった」「次回は○○班で体験してみたい」などの声が聞かれ、それぞれに成果や課題を見いだす中で、成長した姿を見ることができ、卒業後の進路を考える第一歩となりました。
<窯業・園芸> <手芸>
<受注・清掃> <基礎作業> <木工>
富山パイロットクラブより液晶テレビ等の寄贈
2024年4月19日 お知らせ中学部の様子小学部の様子高等部の様子
4月16日(火)に一般社団法人PI日本ディストリクト富山パイロットクラブ(会長 花木翠子氏)より、本校のICT機器を活用した学習環境の充実のために、タブレット端末を接続して使用する液晶テレビとテレビ台、スタイラスペンを寄贈いただきました。贈呈式の後、スタイラスペンを使って漢字のアプリに取り組む様子、液晶テレビでダンス動画を見て体を動かす様子、数学の問いの答えをスタイラスペンでタブレット端末に書き込みテレビ画面で共有する様子などを見ていただきました。今後も児童生徒の学習活動が充実するよう有効に活用させていただきます。ありがとうございました。
高等部 就労支援セミナー
2月6日(火)に高等部1、2年生の生徒と保護者を対象に、富山労働局主催の就労支援セミナーが行われました。富山労働局の端氏から「地域における障害者雇用の現状」について、砺波障害者就業・生活支援センターの武島氏、アルビスクリーンサポート株式会社の安田氏から「在学中に頑張ってほしいこと」や「今からできる“はたらく”への準備」等の話を伺いました。
生徒及び保護者への事後アンケートからは、
・改めて、仕事の大切さを学ぶことができました。
・仕事を休まず、健康な体にして、集中力を身につけようと思いました。
などの感想を数多くいただきました。
生徒や保護者が今後の進路を考える上で大切なことを知るとても良い時間となりました。
高等部 卒業生を送る会
3月1日(金)に、高等部全員で「卒業生を送る会」を行いました。
1、2年生は、それぞれの学年で出し物を準備し、3年生と一緒に楽しんだり、手作りの色紙をプレゼントを渡したりしました。3年生は1、2年生に向けて会の感謝と激励の意を込めてミュージカルダンスを披露してお返ししました。
送る側、送られる側が共に思い合い、心に残る楽しい時間を過ごすことができました。
2年生は、3年生一人一人に手紙を書いて読み、 1年生の出し物「インディアンゲーム」では、
感謝の気持ちを伝えました。 全員で輪になり1、2年生と共にゲームを
楽しむ3年生の姿が見られました。
3年生は、ミュージカルダンスを披露して感謝 最後に、1、2年生で花道を作り、3年生を
の気持ちを、1、2年生に伝えました。 拍手で見送りました。