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高等部の様子

プロから学ぶ介護技術(高等部 生活サービス班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業- New!

高等部作業学習の生活サービス班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、9月12日(木)、9月26日(木)、10月31日(木)、11月28日(木)の4回にわたって、医療法人社団修和会 介護老人保健施設 葵の園・なんとでの「プロから学ぶ介護技術」の実習を行いました。

施設では、利用者の方への入浴後の整容(ドライヤー掛け)やお茶出し、コミュニケーション、自己紹介や歌を披露するレクリエーションを行いました。作業学習で練習してきたことを利用者の方に実践し、最初生徒たちはとても緊張する場面も見られましたが、スタッフの方から丁寧かつ分かりやすく指導していただいたり、毎回振り返って改善点を次の実習に生かしたりしていく中で自信を持って臨むことができました。

生徒からは、「レクリエーションの歌の披露で利用者の方が一緒に歌っていただいてとても嬉しかった。」「実際に利用者の方の髪をドライヤーして緊張したが、『ありがとう』と言ってくださり、緊張がほぐれた。」「コミュニケーションをとるときに恥ずかしくて自分から声を掛けられずにいたら、スタッフの方が『この方はこんなお話が好きですよ』と教えてくれ、話をするきっかけをくださった。その後、利用者の方と楽しくコミュニケーションがとれた。」「ベッドメイキングもやってみたいと思った。」などの感想が聞かれました。

この実習を通して、生徒にとっては作業学習での練習の成果と課題を確認し、社会への参加意識と就労に対する意欲を高める貴重な機会となりました。また、教員にとっては今後の作業学習で生かせる正しい介護技術などを知る一助となりました。

高等部 選挙に関する出前授業 New!

12月20日(金)に、富山県選挙管理委員会より講師の方々をお招きして、選挙に関する出前授業を行いました。

始めに、選挙の仕組みや投票の仕方、投票することの大切さについて、スライドを見ながら話を聞きました。

その後の模擬投票では、立候補者役の教師3人による演説を聞き、実際の選挙で使用される投票用紙と記載台、投票箱を使って投票を行いました。生徒は、立候補者の模擬演説を聞き、誰に投票するか真剣に考えて投票を体験しました。

今回の模擬投票では、事前に配布された3人の候補者の顔写真が入った選挙公報を使って、誰に投票しようか考えたり自分が投票する候補者を直前に公報で確認したりする姿が見られました。また、選挙管理委員の方に支援を受けながら投票する「代理投票」の体験もできました。

「すてきな社会人」に向けて、選挙について具体的に知るよい機会となりました。

高等部 後期就業体験  

11月5日から、2年生は最長で2週間、3年生は最長で3週間の期間、一般企業や福祉サービス事業所で就業体験を行いました。2年生は就業体験を通してやりたい仕事を見つけること、3年生は体験を通して、卒業後の生活をイメージすることや、体験先で仕事ぶり、休憩時の過ごし方などいろいろな様子を見てもらい、「4月からもぜひ来てください」と言われることを目標に、それぞれ取り組みました。

 

今回の就業体験も、校外で自分の力を試す貴重な経験となりました。卒業後の自分のなりたい姿をイメージし、この就業体験で見えてきた課題を達成するために、学校でできることや家庭でできることを考えて取り組んでいってほしいと思います。

高等部 後期校内実習

11月5日(火)から15日(金)までの9日間、主に1年生が2年生で実施される校外での就業体験に向けて、後期校内実習を実施しました。毎日、継続して作業をすることに慣れたり、働くために必要な態度や生活習慣を身に付けたりすることをねらい、基礎作業、服飾工芸、窯業・園芸、受注・クリーンサービスの4つの作業班に分かれて取り組みました。

9日間の実習を終え、生徒からは、「9日間長かったけど、頑張ることができた」「正確な仕事ができた」「自分から行動することを頑張りたい」「これからも毎日朝ごはんを食べることを頑張る」などの声が聞かれ、それぞれの成果や課題を見いだす中で、成長した姿を見ることができました。

<窯業・園芸>              <服飾工芸>

<受注・クリーンサービス>        <基礎作業>

高等部 学習発表会   

10月19日(土)の学習発表会では「作業製品販売」を行いました。作業学習で製作した製品を販売したり、実際に販売している製品の作成過程を実演したりしました。実演コーナーでは、多くのお客様が足を止めてじっくりと見ておられる姿もありました。一人一人が目標の達成に向けて一生懸命に取り組み、充実した一日となりました。

製品販売を行った園芸・食品加工、食物、服飾工芸、木工、産業基礎・生活基礎、窯業の六つの班は、販売の練習を繰り返し、それぞれの売り場を手作りの飾りで装飾して準備を整えました。当日はお客様を笑顔で迎え、心を込めて製品を販売することができました。

【製品販売】

     

園芸・食品加工班                                       食物班

 

服飾工芸班                木工班

  

産業基礎・生活基礎班             窯業班

【実演コーナー】

  

産業基礎・生活基礎班(かご作り)         服飾工芸班(刺し子)

プロから学ぶお菓子作り(高等部 園芸・食品加工班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-

10月29日(火)高等部作業学習の園芸・食品加工班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、学習発表会の作業製品販売で新商品のレシピを教えていただいた「LA MAISON DE JUN(ラ・メゾン ド ジュン)」オーナーパティシエ松田 淳 氏を講師にお招きし、「プロから学ぶお菓子作りの授業を行いました。

始めに、お菓子作りで大切にしていることや心構えなどの講話をしていただきました。次に、自分たちで栽培したかぼちゃやさつまいもを使った焼きドーナツの作り方をじかに指導していただきました。

お菓子作りが終わった後には、社会で働くためにはどのような人が求められているのか、好きなことを仕事にするということについてなどの講話や生徒からの質問に答えていただきました。

生徒からは、「初めてパティシエに教えてもらい楽しかった」「お菓子作りをする上での計量の大切さを知ることができた」「面接でどのようなことを見ているのかを教えてもらってよかった」「社会に出るためにどのような人が求められているかを知ることができた」「松田さんの話を聞いて、お菓子作りの仕事にやりがいを感じた」「楽しそうなお菓子作りの仕事だけど大変なこともたくさんあるということが分かった」などの感想がありました。

この授業を通して、教員にとっては今後の作業学習で実践できるアイディアを教えていただき、生徒にとっては「働くこと」や卒業後の進路を考える上での貴重な示唆をいただいた、有意義な時間を過ごすことができました。

             

   

 

高等部1学年 校外学習(金沢市街地)「みんなといっしょに 仲良く きまりを守って楽しんだ 金沢校外学習」

9月25日(水)、金沢へ校外学習に行きました。7月から事前学習を始め、みんなで意見を出し合って役割や約束を決めたり、路線バスの乗車マナーや公共施設の利用の仕方を調べて練習したりしました。

当日は、天候に恵まれ、各班の班長を先頭に並んで歩いたり、マナーを守って見学したりなど、自分たちで決めた役割や約束を意識して行動する姿が見られました。見学先では、事前学習で調べた見どころポイントを地図で探して行きました。21世紀美術館では、プールを上からのぞいたり、近江町市場では、たくさんの魚を見付けたり、ひがし茶屋街では、色鮮やかな和菓子を見て風情を楽しんだりしました。

事後学習では、レシートを見ながら小遣い帳を記入し、残金と会計が合うかを確認しました。

それぞれが班の一員としての役割を果たし、友達との関わりを楽しみ、お互いの仲が深まった一日となりました。

 

プロから学ぶ製品作り(高等部 服飾工芸班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-

10月1日(火)に「とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業」の一環として、地域の手芸店「ミモザの風(小俣手芸店)」より野畠玲子様を講師にお招きし、高等部服飾工芸班所属の16名が、「プロから学ぶ製品作り」と題した講話と実技指導を受けました。

インタビュー形式の講話を通して、家庭科の授業や余暇で自分の好きな物を作ることと、販売するための製品作りの違いやお客さんに購入していただくためのポイントについて理解を深めることができました。また、実技指導では、針に巻き付ける玉結びのやり方、玉結びや玉止めをしない刺し子の花布巾の製品作りなど、これまで身に付けた技術のレベルアップや、これまで用いたことのないカラフルな糸を使った刺し子、ビーズやパッチワークの手法を取り入れた新製品へのアドバイスなどをいただき、生徒たちは学んだことを生かして試作に取り組みました。

このプロジェクト学習を通して、生徒は学習発表会の作業製品販売に向けて“お客さんに選んでもらえる製品作り”への意欲をもち、一人一人が“ちょっと難しいことや新しいことに挑戦する喜びと達成できた充実感” を味わうことができました。また、新製品の開発のアイディアやこれまでの製品をグレードアップさせるヒントを教えていただくなど、教員にとっても、今後の学習活動を考えるよい機会になりました。

   

プロから学ぶ清掃技術(高等部 クリーンサービス班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-

高等部作業学習のクリーンサービス班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、7月18日(木)、10月3日(木)の2回にわたって、地域の清掃作業の専門家 株式会社オカベ ビルメンテナンス部 部長 渡辺 豊 様 を講師にお招きし、「プロから学ぶ清掃技術」の授業を行いました。

始めに、清掃作業で大切にしていることや仕事のやりがいなどについて、生徒に質問を投げ掛けながら和やかな雰囲気の中で講話をしていただきました。次に、第1回では雑巾の絞り方や机の拭き方、第2回ではダスタークロスや糸モップ、掃除機の扱い方等について、実演を交えながら丁寧かつ分かりやすく指導していただきました。

生徒からは、「廊下がきれいになってとてもうれしかった。」「新しい技術を教えていただき、すごく参考になった。今後の作業学習で試してみたい。」「雑巾絞りでは、自分のやり方では絞りきれなかった水が、渡辺さんのやり方でやると絞れるようになった。簡単そうに見えたけどやってみると難しかった。渡辺さんの手付きを見て、コツがあるのだと思った。」「それぞれの道具に応じた扱い方や目的があることを知り、自分が今何をしたいのかをしっかり理解して道具を選ぶことが大切だと学んだ。」「お客さんやその場所を利用する方々の顔を思い浮かべながら気持ちを込めて清掃することが大切だと知った。」などの感想が聞かれました。

この授業を通して、生徒にとっては「働くこと」や卒業後の進路を考える上での貴重な機会となり、また教員にとっては今後の作業学習で実践できる新しい技術の理解を深めるなど、有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

プロから学ぶお菓子作り(高等部 食物班) ―とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業-

9月10日(火)高等部作業学習の食物班では、とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業の一環として、地域の菓子作りの専門家 菓匠かじわ屋 社長 中村 和靖 氏 を講師にお招きし、「プロから学ぶお菓子作り」の授業を行いました。

始めに、お菓子作りで大切にしていることや仕事のやりがいなどについて生徒の質問に答えていただきながら講話をしていただきました。次に、店舗で製造・販売しているどら焼きの作り方をじかに指導していただきました。

生徒からは、「初めての経験でとても楽しかった」「こんなにおいしいどら焼きは初めて食べた。また作りたい」「生地を混ぜたり焼いたりするのは簡単そうに見えたけどやってみると難しかった。中村さんの手付きを見て、こつがあるのだと思った」「30年のプロでもお菓子作りは難しいと聞いて、大変なことなんだなあと思った」「中村さんの話を聞いて、人からおいしいと喜ばれる仕事はいいなあと思った」「お客さんに買っていただける商品作りをするためにはお客さんとのコミュニケーションが大切だと知った」などの感想がありました。

この授業を通して、教員にとってはこれからの作業学習での活動を考える助けに、生徒にとっては「働くこと」や卒業後の進路を考える上での貴重な示唆をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。

 

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